食器の棚板設置…の前に大事な箇所忘れてました。
こちら、建具を取り付ける鴨居溝を作ります。
図面はこんな感じ。
今回使用する建具は厚み33㎜なので、建具同士の隙間を5㎜確保して可動する様に設定しました。
現代の新しい建具だと、直線が出ているので、建具間の隙間2㎜程でも大丈夫なのですが、
アンティーク物だと部位によって、「反り」「歪みや厚み」が違うので余裕を持って設定する事がポイントになります。
建具本体の寸法を出す計算方法は・・・【開口+鴨居溝深さ-3㎜(レールがある場合はレール分含まず。)】です!
この数式で割り出すと、基本的に開口に対しての建具寸法が割り出せます。
是非、お試し下さい!
雑知識ですが・・・・、「複数枚の建具を設置する時の幅開口の割り出し方」は、
「1枚辺りの建具幅寸法」×「枚数」-「框幅(建具の縦柱が重なる部分)」×「框が重なる箇所分」= 開口寸法
になります。
今回は上の数式に当てはめると、
「建具1枚の幅寸法710㎜」×「使用枚数4枚」-「框幅(框が重なる部分)が46㎜)×「重なる部分が2箇所」
なので、=開口寸法2748㎜で算出しています。
こちらも是非!
今回は4枚で2枚ずつの引違い。
15㎜の角材を3列施工し
溝に合わせて建具も微調整します。
建具の現状だと、建具の溝が摩耗したりしてい歪んでいるので、直線になる様にカットし直します。
丁度この写真が溝と建具の調整をしながら作業してる光景です。
次は下のレール。
今回の建具には戸車がついてるので・・・・・・、
ホームセンターにおいてあるこちら ↑ を使います。
設置方法はレールに穴が空いているので、釘で留めるだけ。・・・・なので扱いは簡単です。
ガン!ガン!釘で打ち付け完了。
私はというと色々待ちきれず
台所用品を並べ初めています。
彼は息抜きがてら、
こちらのカウンター上小窓に・・・・・・・、
古材で・・・・・・・・、
枠をつけぐっと雰囲気が出て・・・・・・・、
ぷぷぷぷ。
さらに私作業が加速~~~
って事で次回!